子供、大人など年齢問わずバレエを始める理由はたくさんあります。
姿勢を良くしたい、身体が柔らかくなりたい、体幹を鍛えたい、所作を美しくしたい等。 ただし、本気でバレエに取り組もうとすると… 努力せず、姿勢は良くならないですし、柔らかくもなりません。
やる気があり、それを継続出来れば上達します。 子供と大人に分けて考えてみます。子供でも幼児と小学生以上では大きな違いがあります。
一般的なバレエの教室は3・4歳から受け入れをしています。それは母子分離が出来るようになる年齢だからです。そして脳の発達から見ると3歳を過ぎた頃から頭頂葉の「運動」に関わる領域が発達します。指先の動きやバランス感覚が身に付きやすい時期と言われています。
幼児期にバレエを始めるということは、子供の意思より、親の意向が圧倒的に多いでしょう。幼児に「努力」と言っても理解は出来ません。幼児のバレエは音楽に合わせて踊る楽しみや、身体をどうやって動かすことが出来るか、想像し、表現し、バレエが日常の一コマになると自然に上達していきます。