バレエといえば、しなやかで優雅な腕の動き(=アームス)が印象的ですよね。アームスは、単に腕を動かすだけではなく、背中や肩甲骨、体幹との連動があってこそ、美しく自然に見えるのです。
今回は、バレエの基本アームスの形と、初心者にもおすすめの練習法をご紹介します!
🌸 アームスの基本ポジションとは?
バレエには、足と同じように、腕のポジションにも「1番〜5番」までの基本があります。それぞれの動きがスムーズにつながることで、流れるような踊りが完成します。
🔹 1番ポジション(First Position)
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両腕を丸くして、手の指先が下腹部の前あたりにくる
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肘は軽く持ち上げて、脇は空きすぎないように注意
🔹 2番ポジション(Second Position)
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腕を左右に広げるが、肩より少し低めの高さに
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手のひらはやや内向き、肘は柔らかく保つ
🔹 3番〜5番ポジション
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より高度なポジションで、1番や2番と組み合わせて行います
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5番は、腕を頭の上に丸く上げた形で、よくフィニッシュポーズに使われます
💪 美しいアームスを作るための練習法
1. 壁を使った姿勢チェック
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壁に背をつけて立ち、背中〜後頭部をつけたままアームスの練習をすることで、猫背や肩の上がりを防ぎます。
2. アームス・エン・バー(バーを使って腕の練習)
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足のポジションに集中せず、腕だけを使ってアームスの移行を丁寧に練習しましょう。
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鏡で確認しながら行うのが効果的です。
3. 肩甲骨の可動域トレーニング
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バンザイや大きく円を描くような動きで、肩甲骨周りをほぐし、腕が自由に動く感覚をつかむことが大切です。
🧘♀️ よくあるNGポイント
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肩が上がってしまう(→肩はリラックス!)
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手首が折れてしまう(→手のラインはなめらかに!)
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指先に力が入りすぎている(→指先は自然に伸ばす)
アームスは細かい部分まで意識が必要ですが、その分、全身の美しさを引き出す力がある大切な要素です。
📝まとめ
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アームスは腕だけでなく、体幹や肩甲骨と連動させることが重要
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ポジションごとの正しい形を覚えよう
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鏡や壁を活用して、自分のフォームをチェックするのがおすすめ
アームスを磨けば、踊りの印象は一気に華やかになります✨ 毎日のレッスンに少しずつ取り入れて、目指せ“しなやかアームス”!