■ はじめに
「バレエを始めてみたけど、思ってたより難しい…」
「動きが頭ではわかってるのに体がついてこない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
バレエは繊細で美しい芸術ですが、最初は誰でも“つまずきポイント”にぶつかります。
今回は、初心者がよくつまずく3つのポイントと、それを乗り越えるコツをやさしく解説します。自分のペースで進めば大丈夫。バレエはあなたをきっと裏切りません!
■ 1. アン・ドゥオール(ターンアウト)がうまくできない
💡つまずきポイント:
「先生に“もっと開いて”と言われるけど、どうしても足が外に向かない…」
ターンアウト(足を外に開く動き)は、バレエの基本中の基本。でも、無理に開こうとすると膝や足首を痛める原因にもなります。
✅解決法:
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股関節から回す意識を持つこと
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ストレッチよりもインナーマッスルの強化を優先する
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正しいポジションを保つ感覚を、鏡で確認しながら繰り返す
ターンアウトは「可動域」より「意識と筋力」が大切です。
1日5分、仰向けで足を外旋させるフロアエクササイズを続けるだけでも変化します!
■ 2. 手と足がバラバラになる(コーディネーション)
💡つまずきポイント:
「腕と脚の動きが合わない」「順番が覚えられない」
特に大人初心者に多いのが、手足の動きの連携がうまくいかない悩み。覚えることが多く感じてパニックになる方もいます。
✅解決法:
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最初は脚だけ、次に腕だけと分けて練習
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自分で口に出しながら順番を整理
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レッスン前に音楽に合わせてイメトレ
これは「慣れ」と「練習回数」で必ず改善できます。
一度できると脳と身体がつながる感覚があり、すごく楽しくなりますよ!
■ 3. 姿勢をキープするのが大変(引き上げができない)
💡つまずきポイント:
「お腹を引き上げる?背中を長くする?言葉はわかっても、体がついてこない!」
「姿勢を保つ」ことはバレエの要。でも、実は最初から正しくできる人はいません。
✅解決法:
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骨盤の真上に上半身を積み上げる意識
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背中ではなく「下腹部」で支えるイメージ
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毎日の生活の中で**“気づいた時に引き上げ”の習慣**をつける
姿勢は「レッスンの時間だけ」ではなく、日常の中で育てていくもの。
最初は大変でも、気づいたら自然と“美しい立ち姿”になっています!
■ まとめ|「できないこと」こそ、成長のチャンス
バレエ初心者がつまずくポイントは、決して“あなたのせい”ではありません。
それは、誰もが通る道であり、上達するために必要なプロセスです。
「できない」と思った時こそ、正しい方法で丁寧に向き合ってみましょう。
一歩ずつでも、必ず昨日より前進しています。